2017年 04月 10日
ブッククラブ『子どものねがい 子どものなやみ』
子育てネットのメンバーとブッククラブをしてみました。
同じ本を全員が読んできて、自由に感想や気になったところをおしゃべり
一回目は白石正久『子どものねがい 子どものなやみー乳幼児の発達と子育てー』を
読みました。
子どもの発達の道すじを知りたい、と選んだ本。
表紙の絵もかわいいのですが、中の赤ちゃんの写真がめちゃめちゃいい!
写真の説明の文が、またまたいい!!
例えば、両手に車を持って友だちに背をむける子の写真への説明。
「ふたつの手は、ふたつとも自分のものにするためにある。
友だちがほしがっているのを感じたら背中を向けるだけ。」
愛おしい赤ちゃんたちの一瞬一瞬が伝わってきます。
ブッククラブで盛り上がったのは、3歳後半の葛藤の部分。
メンバーがちょうど3歳後半の子のことで悩んでいたことが本とリンクして
中身が深まりました。
比べる、という力が育ってきたからこそ見えてくる自分と友だち、自分の得意・苦手…
でも、「大きい自分になりたい」という葛藤。
こうした時期に出やすい指すいや儀式的な行動の背景には、子どもの葛藤があるんだねえ、と
理解することができました。
一人で読んだときは、そんなに注目していなかった部分が、メンバーの感想で「おお~!」と
発見できるのがおもしろい!
二回目も、やろー
by machida_kosodate
| 2017-04-10 08:00
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