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労働者派遣法の改定に”大穴”が(>_<)

あかひげパパです。

12月7日、衆議院厚生労働委員会は、労働者派遣法の改定案を可決しました。

労働者派遣法改正案 委員会で可決(12月7日 NHK)


安定した収入が得られ、子育てに参加する時間をとれるか…。
よい子育て環境をつくるには、親の人間らしい働き方が、とても大事な条件です。


しかし、日本では“非正規”の人の割合が増え、3割超(若者・女性では5割)に。
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                              国税庁の資料から作成

就活の時点で“正規”の枠が足りず、選択肢がないので、「いろんな働き方があっていい」とは言っていられません。

正規の割合が減った最大のきっかけは、1999年と2004年の「労働者派遣法」の改定。
それまで特殊な業種でしか使えなかった「ハケン」が、どこでも使えるようになってしまいました。

これにより、正社員がやっていた仕事を、派遣や契約社員などに置き換える流れが大きく広がりました。

結果、年収200万に届かない働く人が1000万人を超えるなど、貧困が広がっています。
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逆に、数少なくなった正社員は、仕事量が増えて働く時間が長くなっています。



民主党は、公約で「派遣法抜本改正」を挙げて、09年に政権交代を実現。
「これで、正社員が当たり前の世の中になる」と期待が集まりました。



ところが、政府が出した改正案には、「常用雇用の派遣はOK」「日々または2か月以下の短い派遣OK」
など、もともとたくさんの”抜け穴”がありました。

今回可決されたものは、自民・公明との協議で、「1か月以下の短い派遣OK」「登録型派遣OK」と、改正の抜け穴は、さらに”大穴”となったのです。


企業の側から見れば、正社員からハケンに置き換えて人件費を抑え、もうけを増やしたいのは当然でしょう。
しかし、生活や子育てがかかっている働く人は、そうはいきません。


「少子高齢化」と言われて久しい日本。
結婚し、子どもをつくり育てるには、人間らしい働き方を保障する仕組みが必要です。
by machida_kosodate | 2011-12-08 08:07 | 子育て環境(働き方) | Comments(0)