保育料値上げ中止を求めて意見陳述しました!

2013年3月15日(金)町田市議会文教社会常任委員会にて、《保育料値上げ中止の請願》の意見陳述をしてきました。

この日までに11箇所の認可保育園、子育てひろばなどで頂いた署名は702筆!
切実で真剣なパパママの声をぜひ届けたい!!
その思いで精一杯訴えさせて頂きました。

結果としては請願は不採択され、保育料値上げ条例は可決されてしまいました。
とても残念です。
けれども、理解を示してくださった方もいらっしゃいました。
声を上げることの意味を感じ、上げ続けることの大切さを感じました。

以下、意見陳述の全文です。

 今回、認可保育所の保育料の値上げが検討されていると聞き、色々と調べ、知るうちにその内容にまず、とても驚きました。
 議案には低所得世帯へ配慮した保育料の増額とあります。しかし、実際にはその配慮とは額面的な見かけだけのものであり、その増額率はひとり親世帯で現在の保育料と比べ、最大207%、所得税月額3千円未満の世帯で166%。それに対し、最も所得の多い区分の世帯で109%です。これが本当に低所得世帯に配慮したものといえるでしょうか。
 日々必死に働き、努力で家計をやりくりし、子供を育てている世帯にとって数千円は決して安い金額ではありません。それでも子供を預けなければ働けない。働けなければ生活が成り立たない。「大切な子供を預ってあげるのだから値上げは仕方ない」そう言われれば従うしかないのです。
 現実的な話を挙げると、育児をしていて一ヶ月にかかるおむつ代は約3千円。今回検討されている値上げ金額とほぼ同じです。保育料が値上げされれば、それだけ家計を節約しなくてはならないのです。実際におむつも節約のため交換をためらってしまうかもかも・・・という声もありました。でも本当は汚れたらすぐに替えてあげたい!それは当然の親心で、けして贅沢なことではないはずです。また、家計節約のため食費を抑えようと考えれば、それは子供の成長に直結する問題です。
 経済的な不安は心の余裕を奪い、愛しい子供を愛しいと思う心を奪うことにもなりかねません。
 保育料等に関するアンケートの結果では、所得の低い世帯に保育料が負担であると答えた率が高くなっています。そんな世帯に特に負担を強いる今回の値上げ案は受け入れがたいものです。

 また、値上げの理由の一つとして、町田市は川崎市や横浜市に比べて保育料が安いことが上がっています。それは公平性の観点からはある面で正しいのかもしれません。しかし、今町田市で生活をしている親子の姿が置き去りにされていると感じます。隣と比べてどうだというよりも、現在の暮らしがどうなのか、今後どうなっていくのかをもっと感じていただきたい。
 実際にこの2週間ほどで、複数の認可保育所の前やその他子育ての場で、保育料値上げ反対に約600筆の署名(※最終的には702筆)と、沢山の声が集まりました。その中には、川崎では保育料が高く負担が大きいので町田に移り住んできたという方もいました。
 子育てしやすい市であることは、子育て世代を増やし、未来を担う子供が増えることにつながる。そしてそれが町田市そのものの発展につながるのではないでしょうか。

 さらに、認可保育所と認可外保育所の保育料の格差も理由の一つとされています。実際に認可外保育所に預けている親の立場としては、認可保育所の保育料が安いことはうらやましいと思います。しかし、だからといって認可保育所の保育料が上がり格差が是正されることが良いとは考えません。実際には認可外保育所に預けている世帯の負担は何も変わらないのです。ただ負担感を感じる世帯が増えるだけです。これが格差の解決といえるのでしょうか。

《町田市保育料等のあり方検討委員会》の報告書は、町田市の子供一人ひとりの健やかな成長につながり、次世代を担う子どもたちの支援の一助となることを切に望む。と結ばれています。しかし、ここまで述べさせて頂いたとおり今回の値上げがその役割を果たすとは考えにくいものだと感じます。

 以上を踏まえて、認可保育所の保育料の値上げの中止を請願します

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by machida_kosodate | 2013-03-18 00:13 | 子育て環境(保育園) | Comments(0)