12月17日「たのしい保育園に入りたい」

松村です。

12月17日に行った学習会
「たのしい保育園に入りたい」

ママ・パパの他に、保育士さんや学校の先生など、21人が参加してくれました(^o^)。
お子さん連れも多く、にぎやかな学習会に。”お互い様”なのが気楽です。


講師の村山祐一さん(帝京大学教授)は、政府が検討を進める「子育て新システム」の問題点を話してくれました。
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                                             左が村山さん、右が池川さん

「新システムになると、今の制度が『根本的に変わってしまう』」と村山さん。

今は、保育が必要な子どもに保育を保障するのは”自治体の責任”。
「新システム」は、その責任をやめてしまうとのこと。

今は、自治体が認可保育園の申し込みを受け付け、保育を必要としている人を優先して割り振ります。

「新システム」では、保護者が直接保育園と交渉することになり、自治体は関与できません。
事前に家庭の経済状況がわかる書類を出すために、「お金がある人、保育園の収入につながる人」が優先される可能性が高いといいます。

数億円の元手がないと保育園を開けなくなるため、市民による保育園づくりがしにくくなります。


極めつけは…

「『新システム』にかわっても、“待機児”は解消しません」と、推進する内閣府の役人が発言!!
そして、自治体は“待機児”が何人いるのかもわからなくなります。


子どもや親のためには、いいことがなさそうですが、そこまでして、何がしたいのでしょう…。



もう一人の講師、池川友一さん(町田市議会議員)は、町田市の保育園待機児の現状を報告。
「いまカウントされる”待機児”は、認可以外の保育園に入った人や、第一希望しか書かなかった人は除外」
「元の基準でカウントした”待機児”は、町田で580人以上、年度末には約1000人になる」と報告。

議会活動で引き出した園児一人あたりの面積引き下げ方針に対する自治体の反応を示して、「各自治体は、市民の声の後押しもあり、子どもの安全などの理由から面積引き下げを拒んでいる」と紹介。

「面積引き下げでなく、認可保育所を増やすことで、安心・安全の保育環境を実現したい」と力をこめました。


参加者からは…

「こんなに穴だらけの制度が通ってしまってはとんでもないことになる」

「いったい、だれがこの制度を進めていて、だれが味方になってくれるの?」

などの意見や質問が飛び、質疑の中で、「新システム」の裏舞台の一端までわかりました。


「新システム」を強力に進める人たちは、

障害が重いほど利用料の負担が重い、”障害者自立支援法”
不安定な非正規の割合を急増させた、”労働者派遣法”

この悪名高き二つの法律を作った人たちと、同じ流れだそうです。


共通しているのは、「国民の利益」をないがしろにして、「企業のもうけ口」を広げるということ。

なんだか、いろんな問題のつながりが見えて来ました気がします。


私たちは、本当によい保育環境をつくるため、今後も学び、交流する機会をつくりたいと考えています。
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by machida_kosodate | 2011-12-17 19:37 | イベント | Comments(0)