青年大集会町田アフター企画「働くこと・生きること」

松村です。

11月23日、町田中央公民館で行われた
青年大集会のアフター企画「働くこと・生きること」
に参加してきました。

講師は、「3年B組金八先生」の実在モデルにもなった三上満さん

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三上さんは、「『現在』は、『過去』と『未来』がせめぎ合うところ」と話を始めました。

戦前、小林多喜二の小説『蟹工船』にでてくる、ひどい労働環境は、今でいう派遣労働の下で行われた。

苦い経験をもとに、戦後にできた労働基準法では
「何人も、法律に基いて許される場合の外、業として他人の就業に介入して利益を得てはならない。」

と、人貸し業(人材派遣)を禁止。

しかし、もうけのために突っ走る資本主義のしくみの下で、わざわざ政治に「労働者派遣法」という例外を作らせ、いまではどの業種どでも派遣OKに。

本来「過去のもの」であるはずの「ハケン」が、大企業のもうけのためによみがえった。

人の苦しみに思いをはせず、「過去」に縛られて自分のことだけを考えて生きるのか
「未来」を展望して、みんなでいい社会にすることを自覚して生きるのか


人間らしさを発揮して、幸せに生きるためには、
「挑むこと」…政治をかえ、人間らしくはたらくルールを作ることに挑戦する
「手をつなぐこと」…そのために、まわりの人と手をつないで、一緒に学び、行動すること
が大切なのではないでしょうか。

と問題提起をされました。


リアルに紹介された、深刻な労働実態に心を痛めるとともに、「人間らしく働き、人間らしく生きる」ということを深く考える機会になりました。


私たちが子育てをするにも、親が人間らしく働ける環境は不可欠。
先日のBBQに来てくれたお父さんたちの中にも、「朝5時半に出勤して夜11時過ぎに帰宅」という人が複数(+o+)!!

子どもや家族を大切にしたくてもできない働き方を強いるこの社会。
みんなで手をつないで、一歩ずつ変えていきたいですね。

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三上満さんのプロフィール

東大教育学部卒
文京区と葛飾区の中学校教師時代に「3年B組金八先生」のメインモデルに
先生たちの労働組合の全国版「全教」の委員長
さらに幅広い労働組合の全国版「全労連」の議長
東葛看護専門学校の校長先生             などを歴任
1999年には、「革新都政をつくる会」から都知事選挙に立候補。石原氏と対決した。
    
『人間の明日と向き合う』(かもがわ出版)
『野の教育者・宮沢賢治』(新日本出版社)
『看護大好き・人間大好き』(かもがわ出版)

など、著書多数。
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by machida_kosodate | 2011-11-25 10:37 | イベント | Comments(0)